浴室排水の流れが悪い時の解消方法
浴室の排水の流れが悪いため見てほしいとご相談
7年前に浴室をリフォームされており、比較的新しくキレイなお風呂なのに水が流れづらい・・・。
原因は2重トラップにありました。
2重トラップとは?
水道管の途中に水を溜めておくことで、下水からのガスや臭い衛生害虫などが上がってくれるのを
防ぐ役割を持つ排水トラップが2重に設置されてしまっている状態のことを指します。
では、なにが問題なのでしょうか?
今回は水の流れが悪いとのご相談でしたが、まさにこの2重トラップになっているために、
トラップの間部分が真空に近い状態が生まれ、排水の流れの抵抗が大きくなる事で排水不良が生じ
『スムーズに流れない』 や 『流すときにボコボコとイオンがする』といった症状が発生してしまうのです。
結果として7年前にタイル張りの在来工法の浴室をユニットバスにした際に、
リフォームした会社が2重トラップになってないかを確認していなかった施工ミスだとわかりました。
通気口を設けて2重トラップを解消!
写真のようにトラップとトラップの間が真空状態になろうとするのを防ぐように、
通気口を新たに設置してあげます。
施工後は見違えるように水の流れが良くなったと喜んでいただいております。
水回りの事は見えない部分の仕組みなどをしっかり理解してないためにおこるトラブルが発生します。
もし同じようなお悩みがある方は一度グロービート松本までご相談ください。