ウォシュレットをDIYで取り付けよう!【施工事例】【交換解説】

道具と手順さえわかれば簡単!ウォシュレットの交換方法を公開

トイレのウォシュレットの交換は意外と簡単です。ただ、一度も挑戦したことのない方は、
『なかなか大変そうだし水漏れしたらどうしよう。』『交換するにもどこをどう手を付ければいいかわからない・・・。』
といった点から、私たちのような水道屋さんにお願いされている方が多いのではと思います。

そこで、今回はウォシュレットの交換方法を写真を追っていきながら、解説していきたいと思います。

ただ、これをみて、『やっぱりめんどくさそうだな~』という方はぜひグロービート松本までご相談ください。

必要な道具

まず初めに、交換に必要なものを紹介していきます!

交換するウォシュレット

これがないと始まりませんね。
皆さん好みのウォシュレット便座があると思いますが、ここでは比較的安価で交換も比較的簡単な商品を紹介しようと思います。

私たちは普段、賃貸向けのお部屋で暖房便座をウォシュレットに交換する際はPanasonic製のヴューティートワレを使用しています。


メーカー:Panasonic製   型式:CH951SWS    定価:オープン価格


▶商品のデーターはこちら

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ネットであれば、大体税込みで15,000円前後で購入できる商品です。(2023年5月現在)
基本的な機能は備えているので、特にこだわり等がなければこれでいいと思います。注意点としては、脱臭機能がありません。

ただ、脱臭機能付きのウォシュレットって、機械のところに活性炭のフィルターがついていて、
そこで臭いを消してくれる仕組みなのですが、この活性炭定期的に交換しないといけません。消耗品なので。
その点を考えてどんなウォシュレットがいいか決めるといいと思います。


もう一つ注意点としては、メーカー正規品のウォシュレットと比べて非常に安価です。カタログに載っているものだと4~5万円や10万円するものもあります。
ここで何が言いたいかというと、安価なのは安価なりの理由があります。例えば部品などに安価なものを使用している等です。
つまり、過度な期待はせず消耗品を購入しているという感覚で購入した方がいいと思います。

これだけ注意点をあげましたが、ぼく個人としてはコスパ最強の良いウォシュレットだと思っています。
他社の安価なウォシュレットも何度か取付けましたが、今のところオススメするのはこの商品に落ち着いています。

工具類


①プラスドライバー

プラスドライバーであれば何でもOKです。
ウォシュレットのアースを繋げるために使用します。



②,③マイナスドライバー 刃先幅が3㎜タイプ と5㎜ タイプ 2種類

刃先が小さいのがポイントです。
給水ホースを外した時に、使用しているパッキンが固着してなかなか剝がれないことがあります。
刃先の小さいマイナスドライバーを使用して古いパッキンを剝がすのに使用します。



通常サイズのマイナスドライバーも用意してください。
給水の止水栓を閉じるために、マイナスドライバーが必要です。



この溝にマイナスドライバーを当てて、時計回りにひねることで水を止めることができます。




④ウエス

給水管を一度外す必要が出てきます。
その際に配管に残っている水などが床にこぼれない様にウエスを置いておきます。



⑤SANEI 便座取外し工具

現状ついている便座の種類によって、合う合わないがあります。サイズや形状をしっかり確認したうえで購入しましょう。
どのように便座がとりついているかを確認する必要がありますが、便器に挟み込むようにして留められている場合は、このような工具を使うと外しやすいです。

もしわからなければ、モンキレンチなどでも外せます。手でひねれば外せる場合もあります。

今回は、この写真のように便器に差し込んで、裏から樹脂のキャップで挟み込んで留めてあるタイプです。

▶SANEI 取り外し工具はこちら



⑥モンキーレンチ

給水部分にウォシュレットへの分岐を取り付ける必要が出てきます。
その際に給水管をいったん取り外すために使用します。



施工手順

ここで紹介した6種類の工具があれば、大抵は交換できます。
では早速、施工手順をはじめから確認していきたいと思います。

止水栓を閉める

時計回りにマイナスドライバーで栓を閉めます。

※この時止水栓に繋がっている配管が折れる可能性があるので、止水栓がぐらついていないかどうか?等を注意してください。



マイナスドライバーでも、回せない場合があります。
その際は、ウォータープライヤー等でつまんで回したりします。





▶ウォータープライヤーはこちら

既存の給水管を外す

止水栓を止めることができたら、給水管を外していきます。
配管内に残った水が噴き出してくるため、ウエスを下に敷いて床が濡れないようにします。

古いパッキンの除去

次に外した、配管に残っているパッキンをしっかり取り除きます。
大抵の場合は固着していますので、除去するのに結構苦労する場合が多いです。


オススメとしては、刃先幅が狭い(3㎜くらい)マイナスドライバーで、えぐり取るようにするときれいに取れます。



既存の便座を外す

次に、便座を取り外します。

便座は陶器の便器に差し込まれ、樹脂製のナットで挟み込むような形で固定されています。
初めに紹介した、取り外し工具やモンキーレンチなどで捻って便座を外してください。

分岐のホースを取り付ける

ウォシュレットに一緒に梱包されている分岐のホースを、給水管に取り付けていきます。
Panasonicのウォシュレットには 青いパッキン(ノンアスパッキン)とゴムパッキンの厚みが厚い物と普通のサイズのものとが梱包されています。

基本は青いノンアスパッキンとゴムパッキンの通常サイズのものを使用して取り付けます。

材質の違いとしては、ノンアスパッキンは熱に強いため、給湯管などに使われるケースが多いです。
これが写真と逆につけても問題はありません。水につかっても問題はないです。
モンキーレンチで締め付けた時の締め付け具合の感覚がちょっと違うので、そこは閉めながら確認してみてください。

台座の取り付け

次に台座を取り付けていきます。

これは、新しいウォシュレットの固定用プレートとなります。
付属の台紙を使いながら、お使いの便器にあうよに位置を調整して斜めにならないように、固定していきます。

このように裏から、手でねじ込みながら締め付けていきます。

ウォシュレットの給水接続

最後に、ウォシュレットを台座に固定し、分岐させた給水ホースを付属のピンで接続します。
ここでしっかり接続できてない場合は水が漏れだすので、取り付けに問題がないかしっかり確認しましょう。

アース接続

最後にアースを接続します。

アースは、ドライバーなどで緩めて、緩めたところにアース線を差し込む構造となっています。
差し込んだ後はしっかり締めなおして、アース接続の完了です。

これは漏電した際に、電気を逃がす役目をしていますので、必ず接続するようにしましょう。

完成


電源を入れて、問題なく動くか確認すれば、完成です!
道具と知識さえあれば誰でも簡単にとりつけることができます。
一度挑戦してみてはいかがでしょうか?



施工不良により漏水する危険がともうなうので、もし自分で不安だなと思った方は
弊社出の取り付け承りますので、ぜひ一度ご相談ください。

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