お家の断熱対策!ロールスクリーンで間仕切りを作ろう



施工事例/玄関からの冷気をロールスクリーンでシャットアウト!

今回は玄関からの寒気をどうにかしたい!といったご相談です。
玄関リフォームで、断熱性の高い玄関に交換することで解決できます。

▶玄関のリフォーム事例 はこちら


しかし、玄関リフォームで断熱性のものに変えるとしたら30万円以上は掛かってきます。
今回は"お金を掛けないで断熱したい!"というご要望ですので、ロールスクリーンを取り付ける事にしました。

※下地がない部分にとりつけるため、トグラーを使
って取り付けています
ご自分で施工する場合は天井が落ちてくるリスクも含んでいるので気を付けてください。



ロールスクリーンのイメージは、窓に取り付けるモノとしてイメージが強いと思います。
ですが、ひと手間加えれば好きな場所に自由に取り付けることが出来るため、壁や扉をつけるよりもはるかに安くお手軽にスペースを仕切ることができるのです。

間仕切り用ロールスクリーンの交換手順

今回は天井に直付けすることを前提として施工手順を確認していきます。
まずは、ロールスクリーンを取り付けたい場所の寸法を測りましょう!

1.採寸


取付たい場所の床から天井までの高さ、横幅は壁から壁まで1mm単位までしっかり採寸します。
寸法を測るときになかなかミリ単位で正確に測るというのは難しいものです。
自信がない場合は、測った寸法より1~2mm小さめに見ておくといいです。どうせサイドの隙間は若干空きます。(ロールスクリーンの巻き取り機構よりもカーテン幅が少し小さいため)※わずかな隙間もNGという方はロールスクリーンはお勧めしませんので注意してください!



2.付けたいロールスクリーンの選択

次に付けたいロールスクリーンを用意します。

主に大きく分けてプルコードとチェーン操作の2種類があります。今回は天井が2m近くの場所に付け、プルコード操作式だと手が届かなくなってしまうためチェーン操作式にしました。天井付けするならチェーン操作式がオススメです。

※ビスで取り付けない突っ張りタイプのロールスクリーンもありますが、何度も上げ下げする場合は落ちてくる可能性もあるので、壁にビスで取り付ける方法がオススメです。

立川機工株式会社 HPより
立川機工株式会社 HPより



今回の施工では、立川機工のロールスクリーン FIRSTAGE(ファーステージ)のココルン遮熱を選択しました。このロールスクリーンは生地が洗えるので汚れても安心です。

▶立川機工 FIRSTAGE(ファーステージ) はこちら



3.取付

商品が届いたら取付を実際行っていきます。
比較的使う道具は少ないです。まずは用意するものから見ていきます。

用意するもの
1.ボードアンカー

天井のボードに付けるには、ビスではしっかりと固定することが出来ません。
ですので、ボードの裏で開く機構を持ったボードアンカーを使います。
一番オススメなのが金属製のボードアンカーです。及第点として樹脂製のトグラーも使えます。

金属製ボードアンカー

▶金属製ボードアンカー はこちら


トグラー

▶トグラー はこちら

2.ドライバー

オススメは電動ドライバーです。バッテリーを同じメーカーであれば他の電動工具にも流用できるのもおすすめポイントです。
が、そんな工具がいらないという方は手持ちのプラスドライバーでもいけます。

充電式インパクトドライバー M695DS

マキタ充電式インパクトドライバー M695DS

▶マキタ 充電式インパクトドライバー はこちら

バッテリーが18Vのタイプもありますが・・・結構重いです。
14.4Vがオススメです。

3.ハンマー(トグラーを使う場合)

トグラーを壁にもみ込む必要があるため、ハンマーを使います。
オススメは工作物などに傷がつきにくいプラスチックハンマーです。

▶ベッセル プラスチックハンマー はこちら


4.トグラーに使うビス(トグラーを使う場合)

商品に同梱されているビスは木材に直接取り付けるためのビスのため使えません。
使用するトグラーに合うビスを使いましょう!
上で紹介したトグラーを使う場合は3.5mm ~6mm のビス径に対応しています。
長さは40mmくらいが丁度よさそうです。

▶タッピングビス 皿頭 Φ4x40 はこちら

5.鉛筆

穴を開ける位置を鉛筆で印をつける時に必要です。

6.脚立

天井に届くサイズの脚立を用意しましょう。

設置手順

今回はこちらの天井に取り付けていきます。

ロールカーテン取付

玄関からの冷気をシャットアウトしたいといったご相談です。
天井にロールカーテンを取り付けるのですが、木下地が取り付けたい場所に無いため、天井の石膏ボードにロールカーテンを取り付けます。

※下地がない部分にとりつけるため、ご自分で施工する場合は天井が落ちてくるリスクも含んでいるので気を付けてください。



また今回はトグラーを使った施工をしていきます!


石膏ボード 9.5mm


住宅や学校、ビルなどの内壁・天井に最も多く使われている建築材料で、この上にクロスを貼ったりして壁になっています。

 1.ビス穴の印を付ける

取付位置を決めたら、鉛筆でビスを打つ位置に印をつけていきます。
一つの留め具につき2個のビスを取り付けます。

留め具は商品に同梱されています。
ビスは2個ずつ付いてきますが、今回は使いません。


※この時斜めにならない様にチェックしながら印をつけましょう。2個の留め具が平行でないと、ロールカーテンがつけられません。


2.下穴を開ける

トグラーやボードアンカーが取り付けるので、埋め込むための下穴を開けます。
電動ドライバーでビットを回しながら押し込むと簡単です。

3.トグラーを差し込む

差し込むとボードの裏でTの字に開きます。穴の間隔が狭いので開く向きに気を付けて差し込むようにします。


ハンマーで押し込みます。




トグラーに同梱されているピンを差し込むと中で開く構造になっています。



4.留め具をビスでとめる。

首下が40㎜程のビスを使ってロールスクリーンに同梱されている留め具を固定します。
※ロールスクリーンに同梱されているビスは短すぎるのでトグラーを使う際は使わないようにしてください。


もう一カ所も同じ要領で固定します。


5.完成

留め具を取り付けてしまえば、あとはロールスクリーンを留め具に付ければ完成です!



スクリーンを降ろすとこんな感じです。



いかがでしたでしょうか?
施工時間は1時間ほどでできると思います。慣れてしまえば30分も掛からないくらいです。

ボードアンカーの使い方を上手くできれば、問題なく取り付けられると思います。

一度挑戦してみてください。



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