トイレの交換方法とは? DIYで自力で交換したい!【トイレの交換手順を解説】
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【交換手順の紹介】洋式トイレを新しいトイレに交換しよう
『古いトイレを新しくしたい、、、けどリフォーム業者に頼むと金額も高いしお願いできない』
『できるだけ安価にトイレの交換をしたい!けど交換って難しそう』
こういった悩みを持たれて交換しないまま数年・・・といった方多いのではないでしょうか?
実際にご依頼いただく中にも壊れたまま数年使っていました、と仰る方も結構います
そこで今回は、施工事例を元にトイレの交換方法を写真と一緒にご紹介したいと思います!
取り付けた商品はこちらです
TOTO ピュアレストQR リモデルタイプ CS232BM +SH233BA
定価:149,270円
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TOTO ウォームレット TCF116
定価:25,850円
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施工準備
まずは、トイレを交換するための工具や交換したいトイレの状態を確認しましょう!
今ついているトイレはどんなトイレ?
今回は洋式トイレからの交換に限定して説明したいと思います。※和式トイレからの交換は方法が大きく変わるからです。
排水芯
まず、ポイントとしてトイレの交換には排水芯というものが存在します。
この排水芯とは、床から立ち上がっている排水の中心位置が、後ろの壁から「~mm」離れているか?
を表します。
最近のトイレは後ろの壁から200㎜ というのが一般的なのですが、昔は規格など決まっていなかったため
後ろの壁から離れている距離が120㎜や500㎜ 等かなりばらつきがあります。
排水の位置は基本動かせないため、新しいトイレを付ける際に現在一般的な200㎜の排水芯を選択すると、
トイレの位置が異常に前についてしまう、といった事態になるため、選定が大事になってきます。
今ついているトイレのメーカーや型式がわかるのであれば、LIXILやTOTOのホームページで、
現状のトイレから交換するならこれがオススメ!といったことを調べることができます。
一度HPを確認してみてもいいかもしれません。
▶LIXIL トイレの品番検索はこちら
ただ、よくわからない!面倒くさい! という方はリフォーム用のトイレを選べば大体問題ないです。
LIXILでいうリトイレ TOTOでいうリモデルトイレ です。
これは便座の下で、排水をアジャストさせることで、
壁からの距離が200mmでなくとも大体の場合合わせることができる優れものです。
設置跡
便座を退けると、長年積もった汚れが便器まわりに残ります。
施工時にはしっかり清掃しますが、クッションフロアなどは変色してしまい、設置跡がどうしても残ります。
この設置跡については、新しく床を上張りして無くす方法がありますが、同じメーカーの商品を選定すれば
設置跡が便器で隠すことができます。
こちらもTOTOやLIXILのホームページで確認するサービスがあります。
※TOTOに関してはトイレの品番検索で交換推奨のトイレと一緒に設置跡情報も見ることができます!
設置跡を気にしなければ、全く問題ないポイントなのですが、
交換前には一度確認しておくことがオススメです。
必要な工具
続いて必要な工具について解説します。
ウエス
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水を拭いたり、排水口に物が落ちたりしない様に必要です。
何かと必要になる場合があるので何枚かあるとベストです。
プラス・マイナスドライバー
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マイナスドライバーは主に止水栓の開け閉めに使います。
プラスドライバーはタンクの取り外しやトイレの取り付けなどで使用します。
施工時には止水栓を止めて、水が出てこない様にする必要があります。
グリップ付きのタイプが使いやすいのでオススメです。
モンキーレンチ
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水回りの工事には必須級です。
止水栓を取り外したり、取り付けたり、配管の取り外し取り付けから出番は多くあります。
シールテープ
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水回りの配管接続については、パッキンの場合とシールテープの2種類の方法があります。
シールテープは下の絵の様なテーパーネジを接続する場合に使用します。
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厚口ザルボ
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実は必須級のアイテムです。
壁から給水しているお家などでは、配管が壁の中奥にいることが多々あります。
このザルボで長さを調整してあげることで、新しい止水栓を取り付ける事ができます。
※これはシールテープを巻いて締め付けます。
六角スパナ 対辺12㎜
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厚口ザルボの締め付けに必要です。
対辺12mm でないといけないため購入には注意してください!
ヘルメチックシール
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ザルボなどのネジを締め付ける際に、塗る防食シール材です。
漏水防止の効果や、配管の錆止めに効果がある商品のため、
配管を新しくつなぎなおしたりする場合は、必ず使っています。
トイレの水を吸い上げるもの
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便器を取り外す際に、残り水をこれで吸い取っています。
本来の用途とは違う製品ですが、、非常に使いやすいのでオススメです。
バケツ
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トイレから吸い取った水をバケツに捨てます!
インパクトドライバー
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インパクトドライバーは何かと便利なので、1台持っておいても損はありません。
床がコンクリートだったりする場合は、振動機能が付いたドライバーがあると
簡単に穴をあけたりすることができるため便利です。
ナイロンプラグ
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コンクリートなどに穴をあけた後にこのプラグを押し込むことでネジが止まる様にする商品です。
今回はタイルの下地ですので、このプラグを使用しました。径は6mmのタイプを使用しています。
巻き尺
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新しく据え付けるトイレの位置決めや、寸法を測る必要が出てくるのでこちらも必須商品です。
パイプソー
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リフォーム用のトイレを使用する場合は、配管を切って長さを調整するため、
配管用のノコギリが必要になってきます。
コンクリートドリル
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プラグを差し込むための穴を作るコンクリートドリルです。
インパクトドライバーに取り付けて使用します。
下地が木の場合は必要ありませんが、コンクリートの場合は必須級のアイテムです。
施工手順
止水栓を止める
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まずはタンクと便器を取り外すために止水栓を止めます。
写真のようにマイナスドライバーで開け閉めするタイプと、ハンドルがついているタイプ
があります。
給水管を取り外す
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モンキーレンチでタンクと給水管を外します。
水抜き、タンク撤去
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タンクの水をすべて抜いて、裏側にあるナットをモンキーレンチで取り外します。
ナットは両サイドあるため、どちらも取り外すようにしましょう。
便器を取り外す
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タンクを撤去したら、便器の残り水をできるだけバケツに捨て、
便器も床に締め付けているボルトを外してきます。
こちらもモンキーレンチを使ってナット、ボルトを外していきます。
こちらも両サイドついてますので、すべて外すようにしましょう。
止水栓を交換する
元栓を閉める
止水栓を新しく変える際には、大元の量水器を止める必要があります。
これを止めないと水が噴き出して水浸しになりかねないため、注意してください。
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元栓を閉めたら、洗面所などの水をあけることで、残った圧を抜くことができます。
これをしておくと止水栓を外した際出てくる水を少なくすることができます。
止水栓を外す
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止水栓は主に壁から出ている場合と、床から出ている場合の2種類があります。
壁からの給水の場合は
、壁の中で配管が折れるリスクがありますので、慎重に外す必要
があります。モンキーレンチを使ってゆっくり外していきましょう。
今回は壁奥に給水配管がいるため、ザルボで長さを調整します。
新しい止水栓を取り付ける
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給水の継ぎ手が壁奥にいるため、厚口ザルボで長さを調整します。
接続部はシールテープを巻き、ヘルメチックシールで防食させたうえで取り付けます。
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モンキーレンチでゆっくり力を加えながら新しい止水栓を取り付けます。
取り付けが完了したら、止水栓を閉めれば、元栓を開けることができますので、
お家でお水をすぐ使いたいかたなどは、元栓をあけてOKです。
また、元栓を開けた際に、メーターをチェックすることで
しっかり接続できているか漏水チェックができるのでオススメです。
排水の取り付け接続
排水フランジの再固定
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今回は金属フランジがついてました
排水管は鉛管です。
無理に外そうとすると配管が壊れてしまうため、
こちらは基本的に使いまわしますが、ビスなどがしっかり固定できているか漏水
リスクがないかをしっかりと確認する必要があります。
また、右の画像のように施工の際はウエスなどを詰めて取り外したネジや工具が
落ちない様にフタをします
排水アジャスターの取り付け
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説明書に従い、型紙を使用し適切な長さにパイプソーでアジャスターをカットします。
TOTOには金属フランジと樹脂フランジ用のガスケット2種類が梱包されているため、
今回は金属フランジ用のガスケットを装着し固定しました
この時排水フタ代わりにしたウエスをしっかりと外しましょう。
外し忘れると詰まりの原因になりますので、注意してください。
取り付け~完成
固定用下穴
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型紙の指示にしがたい、下穴をあけます。
今回はタイル床なので、コンクリート用ドリルで6mmの穴をあけ、
プラグを差し込みます。
据え付け
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便器を床に固定し、タンクウォシュレット等を取り付けて完成です。
※取付中の施工手順は取り付けるトイレによって変わりますので、今回はカットします。
完成
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以上となります
トイレの交換で一番大変なことが、給水排水の取り外し取り付けくらいで、
それが完了してしまえば、購入したトイレに同梱されている説明書に従って
施工を進めれば簡単に取り付ける事ができます。
トイレが古くて交換したいけど、お金をかけたくない。
といったかた一度DIYでの交換を試してみてはいかがでしょうか?
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施工は大体半日くらいかかります。
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