補助金申請でお得にリフォーム【浴室リフォームを例に、補助金額をチェック!】
こどもエコ住まい支援事業を利用しよう!
皆さんは(2023年現在)今リフォームを行うことで、補助金申請が出来ることをご存じでしょうか?
補助金の詳細は色々条件が細かくて分かりづらいのが現状です。
ちなみに、お風呂のリフォームをすれば、ほぼ確実に補助金申請の条件は揃いますので、お風呂をリフォームされる方はぜひ参考にしてください!
施工例はこちら
補助金の条件とは?
リフォームをする場合は、こどもエコ住まい支援事業の補助金申請が当てはまります。
この補助金制度は、リフォームをするすべての世帯が対象となります。
勘違いしがちですが、、こどもが居なくても対象となります!
※厳密には、子育て世代は補助金の限度額がアップします。
また申請は、私たちのような登録された施工業者が無償ですべて行うように、と決まっています。
①施工業者が国に対して申請
②補助金は一度業者に渡される
③『工事費からお値引き』もしくは『補助金分を別途お渡しする』といった流れです。
なので小難しい申請は、施工業者に丸投げできちゃいます!
補助金が気になる方は、一度施工をお願いする業者にこどもエコ住まい支援事業の補助金について聞いてみるといいかもしれません。
では、補助金を受け取る為の条件を確認していきましょう!
対象となる期間
①工事契約のタイミング
工事の契約日に制限はありません。重要なのは、工事が始まる(着工)までに契約されている事です。
②着工日の期間
2022年11月8日から2023年12月31日まで ※補助金の予算が尽きると、この補助金は終了しますので早めの申請が吉です。
補助金の対象となるためには?
実はリフォームであればなんでも良いという訳ではありません。補助金を受け取る為には必須条件をクリアしなければならないのです。
※お風呂のリフォームであれば補助金対象になっているので気にしなくてOK!
必須条件には2つありその両方をクリアしなければならないのですが、それぞれその条件を見ていきたいと思います。
必須条件その1
以下の指定されている工事がいずれか一つでも含まれていること
①開口部の断熱改修
→窓ガラスを交換(複層ガラスに交換する)、内窓設置(LIXILのインプラスやYKKのプラマード等)、外窓交換、ドア交換
ポイントは断熱性が保証されている窓やドアを取り付けているか?という所です。
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
断熱性をよくするために、補助金対象となる断熱材を使って外壁、屋根・天井、床を回収する工事が対象となります。
対象製品の検索は→こちらをクリック
③エコ住宅設備の設置
一般的なリフォームの場合はこのエコ住宅設備の設置を必須用条件に含めることが多いです。いくつかありますが、こちらでは最もポピュラーな分だけ載せます。
1.節水型トイレの設置
→最近のトイレはほとんどが節水型です。
2.高断熱浴槽の設置
→浴槽回りに断熱をしていてかつ風呂蓋までセットにする必要があります。補助金に当てはまる様に要望しないと対象外になる場合もあるので注意してください。
3.高効率給湯器
→エコキュートやらエコジョーズ、エコフィール、ハイブリット給湯器です。
4.節湯水栓
→新しいお風呂や、キッチンを取り付けた場合は大抵はコレに該当します。
この4つが、水回りの工事でよく出てくる補助金対象となる製品群です。
必須条件その2
補助金合計額が5万円以上であること。
この条件が割と厳しめです。
例えば、トイレの交換だけだと条件がクリアできない様になっています。
勘違いしてはいけないのが、この合計金額は施工金額ではないよ!という事です。
例えば、節水型トイレの設置では1台につき19,000円、エコキュートの設置で27,000円補助金が貰えるようになっています。
ですが、この二つの工事を一緒に行っても、
(トイレ設置の補助金)19,000円 + (エコキュートの設置)27,000円 = (補助金合計額)46,000円
補助金合計額46,000円のため、この工事だけでは補助金が下りないという事になります。
この条件を満たすために、ついでにこの工事も!といった状況になることもしばしばあります。
必須条件その1とその2をクリアして初めて補助金対象の工事となりますので、リフォームをする場合は注意してください!
補助金はいくら貰える?
この補助金の特徴は、各工事内容ごとに補助金額が設定されており、その金額を合計して一括で申請を上げてもらうことで補助金をもらうことが出来るようになっています。
では実際にリフォームをしたら、補助金はいくらくらい貰えるのか確認してみましょう!
今回はお風呂のリフォームをした場合で見ていきます!
※システムバスを検討した場合とします。
①高断熱浴槽
高断熱浴槽 補助金額 27,000円
まずは、上記の必須条件その1に指定もされている、高断熱浴槽です。
LIXILでいえばサーモバスS、TOTOでいえば魔法びん浴槽です。
構造としては浴槽の周りに発泡スチロールの断熱材がぐるりと巻かれています。
お風呂のお湯が冷めにくくなり、省エネ効果も期待できる機能のひとつです。
これらの特徴としては、各メーカーのグレードによってはオプション品になります。
ですので、高断熱浴槽に対応しているかどうかをしっかり確認するようにしましょう。
もう一つ注意点としては、高断熱浴槽は風呂フタもセットにしないと高断熱浴槽とはならなくなります。
『掃除が煩わしいので風呂フタは無しで』など仕様変更をしてしまうと、補助金が下りないので注意してください。
②浴室乾燥機
浴室乾燥機 補助金額 21,000円
オプションで普通の換気扇から、浴室乾燥機付きの換気扇に変更することで、この補助金も貰うことが出来ます。
浴室乾燥機は一度使ったことがある方は、手放せない商品かと思います。
梅雨の時期に、洗濯を干して乾燥機を起動すれば、浴室が乾燥室に早変わり!!
お風呂に入る前に浴室内を暖かくすることで、冬場にひんやり寒い思いをしながら体を洗う事もなくなります。
ここで特に期待されるのが、ヒートショックの予防です。
ヒートショックとは温度の急激な変化で血圧が大きく変動し、心筋梗塞、脳梗塞を起こすキッカケと言われています。 年間約17,000人もの人がこのヒートショックで急死したと統計されています。
注意点として、電気の増設が必要になる場合があります。
「ブレーカーを足さなくてはいけない」等の場合は施工金額も増えてきますので、コストを浴室乾燥機の商品代だけの金額で考えない方がいいです。
③開口部の改修
開口部の改修 内窓設置 補助金額 15,000円
こちらも、上記の必須条件その1に指定されている、開口部の改修です。
既存の窓の内側にもう一つ窓を設置することで、断熱性の向上が見込めます。
LIXILのインプラスやYKKのプラマード等が商品名です。
補助金分類としては、生活騒音への配慮に資する開口部の改修に属してます。が、今回効果として一番期待できるのは断熱性です。
下の図でもあるように、家の中の52%もの熱が窓から流出しているそうです。
内窓を設置することで、空気の断熱層を作ることができ、熱を通しにくい素材の内窓がお風呂を冷気から守ります。
価格も比較的安価にできるので、筆者もオススメのリフォームです。
※こちらはオプションではなく浴室工事とは別工事になるので、依頼している工事会社に別途要望としてお伝えしましょう!
こちらは、窓のサイズが大きくなると、最大で23,000円まで補助金が上がります。今回は一番小さい窓の場合の補助金額15,000円としました。
④手すりの設置
バリアフリー改修 手すりの設置 補助金額 5,000円
手すりは1ヶ所のみでOKです。箇所を増やしても補助金は増えません。
施工金額的にも手すりは付け得なため、手すりをオプションで追加することもオススメです。
写真の様に浴槽のわきなどに付けると、お風呂からあがるときに楽に上がれるようになります。
この手すりの設置は、申請の際に施工前施工後の写真が必要となります。
つまり、元々手すりが付いていないところに付ける必要があるので注意が必要です。
⑤段差解消
バリアフリー改修 段差解消 補助金額 6,000円
段差解消も1ヶ所のみの対象のため、個所数を増やしても補助金は増えません。
こちらの補助金は、新しいユニットバスを購入していればほとんどの場合補助金がでます。
最近のユニットバスは、浴室の段差が無くなるよう設計されているので必然的に段差解消されたことになるからです。
例として実際に施工前、施工後で補助金申請に提出した写真です。
廊下幅等の拡張
バリアフリー改修 廊下幅等の拡張 補助金額 28,000円
廊下幅等の拡張も1ヶ所のみの対象のため、個所数を増やしても補助金は増えません。
こちらの補助金も、新しいユニットバスを購入していればほとんどの場合補助金がでます。
条件としては、浴室の出入り口にあってはおおむね600㎜以上に幅を拡張した場合とされています。
ポイントは、《浴室の入口が現状よりも少しでも大きくなっているか?》という点につきます。
というのも、今販売されているユニットバスはほとんどが出入口600㎜以上です。
なおかつ、勘違いしやすいのですが現状の廊下幅は関係ありません! 極端に言うと現状600㎜幅以上の入口であったとしても補助金がおります。幅が10㎜程大きくなっただけでもおります。
写真で、今よりも廊下幅が広くなったか?というのがわかればOKなのです。
下記の施工事例も実際に補助金がおりています。
こちらの分は、赤い〇で示した部分が広くなっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれ補助金を一つずつ確認しましたが、上記の例で10万4千円の補助金を請けることができました。
申請の手間も、業者に一括して任せてしまえば煩わしい作業は必要ないので安心です。
みなさんもリフォームを検討する場合は、補助金申請を視野に入れて施工を依頼しましょう!
お問い合わせ
弊社も補助金の登録事業者となります。
もしご自宅の浴室や、借家の浴室の改修をご検討されておられましたら
ぜひ一度グロービート松本有限会社までご相談ください。
水道工事店だからできる値段と、施工をご提供できると思います。
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