エアコンがない部屋に、新しくエアコンを付けよう! 施工事例
鉄筋コンクリート造の家にエアコンをつける。
今回はエアコンの取り付けをご依頼頂きました。
と言っても、壁に穴が開いている部屋ではなく、新しく壁に穴を開けて取り付けるといった工事となります。
普通の交換と比べ、『壁に穴を開ける工事』『ブレーカーや電源を増設する工事』のふた手間がかかるので自分でやるのはなかなか厄介です。
まずは今回使った道具についてみてみます。
使用する道具
ここでは主に使用する道具を紹介します。工事ではよく使うようなドライバー等の紹介は省きます。
①ダイヤモンドコアドリル
まずは壁に穴を開けるためにも必須となるこちらです。
HIKOKI製 ダイヤモンドコアドリル
②ハンマードリル
ダイヤモンドコアドリルを壁に固定するためにアンカーを打ちます。
アンカーを打ち付けるための穴開けに必要です。普通のドリルだとまず穴があけられないので、ハンマードリルを購入して開けたほうが良いです。
この道具はハンマーの様に振動する力とドリルの回転する力で、壁に穴を開けてくれる代物となっています。
マキタ製 充電式ハンマドリル
施工手順
では早速ですが、施工風景を見ていきましょう。
1.穴を開けるための下準備
まずはダイヤモンドコアドリルで穴を開けるための下準備です。
ハンマードリルを使ってコアドリルを固定するためのアンカーを埋め込むための穴を開けます。
※気を付けなければならないのが、穴を開けようとしているところに電気配線やガス管や水道管がいないかどうか?です。 万が一それらをドリルで貫通しようものなら大変なことになりますので注意しましょう。
穴を開ける部分は、穴を開けたい場所の穴中心部から200㎜下の位置に14.3~14.5mmで深さ55㎜程のアンカー下穴を開けます。
HIKOKI DC120F3 説明書より
②ベースと水処理パッドを壁に固定する。
壁にくっついている輪の部分に水をちょろちょろと流し入れながら、穴を開けていきます。
水はホースを差し込む部分があるので、そこに取り付けて供給します。
③穴あけを行う
右手のハンドルを回しながら、少しずつ穴を開けていきます。
動画を撮りました!
コア抜きした部分がこちらです。
今回は無事、配線などもなくキレイに開けることが出来ました!
部屋側から見るとこんな感じです。
水が飛び散る可能性があるので、部屋の中をしっかり養生することもポイントです。
今回は、内装がコンクリートの壁に布が貼ってあったため非常にうまく事が運びました。
少し黒く湿っている部分が穴あけした部分です。
④エアコン取付
しっかり水平に取り付けること。
エアコンが落ちてこない様に、取付用の金具をしっかり固定しましょう。
⑤室外機とエアコンの接続 及び 固定
穴あけをした部分から、配線を接続させます。
室外機と接続して
新しくブレーカーをひとつ設けています。
横向きに付けている分が新しいブレーカーです・
お問い合わせ
いかがでしたでしょうか?
エアコンの取り付け、交換お待ちしております。
特にエアコンは接続部分を失敗すると、ガスが漏れてしまう状況になり、エアコンが使い物にならなくなったり、
配線方法によっては、ドレン水の水漏れだったり、壁内の配線配管を傷つけてしまうリスクがあるので、なかなか自分で施工するのはハードルが高いです。
もしご検討されている方がいらっしゃいましたら、一度グロービート松本までお問い合わせください。
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